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渋谷の彫金教室「スタジオクルーシブル」さんにお邪魔してきました

1月半ば、東京渋谷にある彫金教室「スタジオクルーシブル」さんにお邪魔してきました。

 

 

 

渋谷駅から徒歩約6分と、好立地の場所にある彫金教室。

また、教室内も結構広く、また、設備が充実しているジュエリースクールでした。

 

講師の教育に対する考え方や、スクール設立の歴史や伝統、利用できる設備環境や工具類等々、

一般の人がなかなか聞けない事を取材して、記事にまとめました。

 

 

時間がかかるかもしれませんが、全国のジュエリースクールや彫金教室を訪れて、先生方と話がしたいです。

 

そして、1人でも多くの人に、

「彫金の魅力を知ってもらいたい」

そんな風に思っています。

 

ぜひ、記事をご覧下さい。
スタジオクルーシブルはこちら


ジュエリー制作3つの技法は、デザインによって使い分ける

ジュエリーの制作方法は、大きく分けて

 

・彫金(ちょうきん)
・ロストワックス
・CAD(キャド)

 

があり、作りたいデザインに合わせて使い分けるのがポイントです。

 

彫金(ちょうきん)

現代において「彫金(ちょうきん)」とは、ジュエリーメイキングの総称のように使われています。

 

しかし、昔ながらの職人さんの間では「彫金」は文字通り、「彫り」を生業としている職人さんのことになります。

 

一個造りや、貴重石の石留め、彫刻等、1つ1つの作業を行う職人さんや、

複数の工程を1人でこなす職人さんは、「錺(かざり)職人」と呼びます。

 

ここではジュエリー制作の総称「彫金(ちょうきん)」としてご紹介しています。

 

<彫金のメリット>
・0.1mm単位の緻密な制作が可能
・材料を溶かして再利用できる
・板、線、パイプなどの材料を作る事が可能
・直線、直角、面などが綺麗に正確に出せる

 

ロストワックス

ろうそくの「ろう」のような「ワックス素材」を使用して造形し、鋳造して製品を作る製法。

 

鋳造の前段階でワックスが消失する事から「ロスト(失う)ワックス」と呼ばれます。

 

<ワックスのメリット>
・立体物や具象デザインなど自由な創作が可能
・失敗しても溶かし合わせる事で再生が可能
・ワックスの種類が豊富で、自由な発想が活かせる

 

CAD(キャド)

CADは、パソコンで3次元デザインを作成し、3Dプリンタや光造形機に出力して造形する製法です。

 

<CADのメリット>
・手作業では難しい精巧なデザイン設計が可能
・データが残るため、何度でも出力できる
・直線、直角、面などが綺麗に正確に出せる

 

今回の記事では、これら3つの制作方法をご紹介すると共に、どんなデザインが向いているのか、そのメリットデメリットを解説致しました。

 

また、他にもマシンメイドなどや純銀粘土などもありますので、合わせてご紹介しています。

ぜひ記事をご覧下さい。

 

⇒「ジュエリー制作 3通りの作り方」を見てみる


ブレスレットの種類やタイプ別のデザインを調べてみた

ネックレスと同じくらい古くから使われていたブレスレット。

推定4万年~1万年前に使われていたとされる、象牙のブレスレットが出土した例がありますし、古代エジプトの壁画にもブレスレットを着けた肖像画が多く見られます。

 

今回は、ファッションに欠かせないアイテムである「ブレスレット」について、下記の3つに分類して記事にしました。

・チェーンタイプ
・連タイプ
・バングルタイプ

ふだん何気なく「ブレスレット」と言っていますが、その種類は様々です。

 

デザインや形状、チェーンの長さなど、その種類と特徴を、写真と合わせて詳しくご紹介します。

肌が露出する春先から夏にかけて、ブレスレットを制作する際の参考にしていただければ幸いです。

また、ブレスレットに似たようなアイテム「アームレット」や「アンクレット」についても、合わせてご紹介致しましたので、ぜひ記事をご覧下さい

 

⇒ 「ブレスレットの種類やタイプ別デザイン一覧」を見てみる



ロウ付けと、知っておきたい「3つの溶接」について!

 

 

金属同士をくっつける

 

「ろう付け」

 

上手なろう付けは、仕上がりがとても綺麗なうえに強度もありますね。

 

 

 

さて、この「ろう付け」

 

「溶接手段」のひとつですが、溶接には他にも種類があるのをご存知でしょうか?

 

 

今回は、溶接について、代表的な3つの種類をご紹介します。

 

彫金にも密接な関係がありますので、ぜひ最後までご覧下さい。

 

 

 

 

融接(ゆうせつ)

溶接する材料(母材)を加熱して接合する方法が

 

「融接(ゆうせつ)」です。

 

 

彫金技法では「共付け」「しゃか付け」等とも呼ばれる方法で、母材同士を溶かしてくっつけます。

 

 

他にも、

 

・アーク溶接

・レーザー溶接

 

など、ジュエリー制作では身近なものです。

 

 

 

圧接(あっせつ)

溶接する材料(母材)に圧力を加えて接合する方法が

 

「圧接(あっせつ)」です。

 

 

金属の表面を密着し、熱や圧力を加えることで、金属の原子同士を融合させて一体化させます。

 

 

彫金では、伝統技法素材として

 

「木目金(もくめがね)」

 

があります。

 

銀や銅など、異なる金属を密着させ、電気炉で焼いて圧接し、一体化させたのが「木目金(もくめがね)」となります。

 

 

 

ろう接(ろうせつ)

私達が普段行っている溶接手段が

 

「ろう接」となります。

 

 

 

溶接する材料(母材)を溶かさずに、溶加材(ようかざい=ろう)を接着剤として接合する方法です。

 

 

 

母材を溶かす事なく溶接できますので、仕上がりが綺麗というメリットがあります。

 

また、異なる金属同士(銀と真鍮、金とプラチナ等)を溶接できるのも、ろう接の特徴です。

 

 

下記の記事では、これら3つの溶接方法について解説したうえで、

 

・ロウ付けの原理

・ロウ付けの長所短所

・ロウ材の種類

 

について詳しくご紹介致しました。

 

 

溶接について深く知る事は、綺麗な作品を仕上げるうえで、とても大切なことです。

 

ぜひ記事をご覧下さい。

 

ロウ付けとは?

 

 


ジュエリー制作デザイン「一点物」と「量産品」作り方の違い

ジュエリー制作には大きく分けて

・貴金属加工(手作り加工)
・ワックスモデリング
・その他(CADやマシンメイド等)

の3つの製造方法があります。

いずれの製造方法においても「デザイン」がなければ、製品を制作する事はできません。

 

「デザイン」と一口にいっても、

・アイデア着想
・デザイン画の作成
・見積り
・製作、進行管理
・検品チェック

とやる事はたくさんあります。

そこで今回は、

ジュエリー制作のデザインプロセス

について解説致しました。

デザインのプロセスは、一点物と量産品とでは、その過程が異なってきますので、双方の違いについてもご紹介してまいります。

ぜひ記事をご覧下さい。

 

⇒「ジュエリーデザインのプロセス!一点物と量産品の違い」を見てみる


「ジュエリークラフト」2024年1月の 活動報告

 

私が運営しているWEBサイト「ジュエリークラフト」

思い起こせば、このサイトを立ち上げたのは2021年1月のことです。

 

立ち上げ当初は、サイトの目的も不明確で運営しておりました。

また、なかなか更新できず、ご期待に応えられない時もありました。

 

しかし、昨年5月、

「学びたい人と、その気持を応援したい人が繋がる場」

というコンセプトを定め、なんとか継続してきた結果、

おかげさまでアクセス数も月間約6,200人となり、コンセプトにご共感頂ける方も増えてまいりました。

 

誠にありがとうございます!

そして、今年で3年目に突入となります!

 

至らないことが多々あるかもしれませんが、皆さまのご意見を真摯に受け止め、より一層、皆さまのお役に立てるよう邁進してまいります。

 

1月の活動報告を公開いたしました。

 

引き続き、日本のジュエリー制作文化の継承、その下支えの一助となるような意義ある活動を心がけて運営してまいります。

 

今だけ、ログイン不要でご覧頂けますので、ぜひチェックしてみてください。

 

↓こちらから

ジュエリークラフト



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