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彫金によるジュエリー制作の丸線作り

彫金でジュエリーを制作する際、丸線を好きな太さで作ることができます。

手元に必要な丸線がなくても、適切な材料があれば新たに購入せずに必要な分だけ作成することが可能です。

今回は、丸線を作るのに必要な材料や工具についてご紹介します。

 

必要な材料や工具

必要な道具

  • 線引盤
  • 線引き機
  • エンマやっとこ
  • プライヤー

線引盤とは

線引盤は、希望の太さの丸線や角線を作るために使用する工具です。丸穴だけでなく、楕円、角、半丸(甲丸)、マーキスなど様々な形の穴があり、多様な形状の材料を作成できます。

線引き機とは

線引盤をセットし、ギアの力で丸線を引くことができる工具です。手で引っ張る必要がないため、女性でも簡単に丸線を引くことができます。

エンマとは

エンマは、材料を強く押さえつけるためのやっとこです。

エンマで丸線をしっかり握って引っ張ることで、丸線を作成します。

 

線引き機がなくても

線引き機があると力を入れずに作業でき、非常に便利です。

しかし、線引き機は高価であり、頻繁に使用するものではないため、購入をためらう方も多いでしょう。

 

その場合は、線引盤を万力などで固定し、穴に材料を通して引っ張るだけで丸線を作成できます。

力は必要ですが、手軽に丸線を作ることができます。

このように、彫金のジュエリー制作では、適切な道具を使えば簡単に丸線を作成できます。

ぜひ挑戦してみてください。

 

彫金で丸線を作る


ロウ付けに使用する「ろう材」全93種データまとめ

ロウ付けに必要なろう材まとめ

 

ロウ付けに使用する「ろう材」は、母材やデザインに応じて選び分ける必要があります。

しかし、多くのメーカーが様々な種類のろう材を提供しているため、どの素材にどのろう材を使えばよいか迷うことが多いと思います。

特に、金やプラチナのろう材は高価で、簡単に試すことができないのも課題です。

 

そこで、以下の3社が提供する全93種類のろう材について、その特徴や用途をデータとしてまとめました。

  • コモキン
  • シーフォース
  • 井島貴金属精錬株式会社

 

このデータには、実際の使用体験に基づいた情報も含まれておりますので、メンバー限定で提供しています。

通販で購入可能な場合は、購入ページへの直リンクも掲載しているため、確認や発注時に便利です。ぜひチェックしてみてください。

 

↓記事を見る

ろう材データ集

 

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彫金工具のキサゲ、磨きヘラとは?

彫金工具の歴史:キサゲと磨きヘラ

彫金工具の中でも、「キサゲ」と「磨きヘラ」は古くから使われている工具のひとつです。

昔は紙やすりやリューターがなかったため、これらの工具が仕上げにおいて重要な役割を果たしていました。

今回は、キサゲと磨きヘラの役割について詳しくご紹介します。

 

キサゲとは

キサゲは大工道具でいうところの「かんな」と似た役割を持つ工具です。

ヤスリがけの後にヤスリ目を取り除いたり、地金の面取りをしたり、石座の皿モミをするなど、さまざまな場面で活躍します。

特に、紙やすりが入らない細かな箇所の仕上げには重宝します。

ただし、扱い方を誤ると傷だらけになってしまうため、少しずつ慣れていくことが大切です。

 

磨きヘラ

ジュエリー製作において、「磨きヘラ」ほど便利な道具はありません。

基本的には表面を擦ることで地金を締め、光沢を出して仕上げる道具ですが、それ以外にも多くの役割を持っています。

 

– 小傷を取り除く
– 巣穴をつぶす
– 地金を締めて硬くする
– 擦って光沢を出す

 

磨きヘラの最大のメリットは、地金を削らないことです。

例えば、素材刻印を打ち間違えた際には、強めにヘラがけすることで、地金を削らずに間違えた刻印をリセットできる可能性があります。

 

キサゲとヘラを使うことで、紙やすりやリューターを使用せずに作品を仕上げることも可能です。

また、プラチナはヘラで仕上げた後にバフをさっとかけるだけで新品同様に輝きます。

 

機械がなかった時代に鉄製の工具で仕上げを行っていた昔の人々の知恵には、本当に感嘆させられますね。

 

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