ロストワックスで作った「桜モチーフリング」の仕上げ方法
この記事では、前回ご紹介した
「シートワックスとワイヤーワックスで作る桜モチーフのリング」
の「仕上げ編」をご紹介します。


リューターがあれば自宅でも仕上げられます。
どんなデザインでも基本的には同じような工程になります。
ぜひ参考にして下さい。
↓前回作った桜の指輪(工程はこちら)
仕上げに使う主な道具
- ・ヤスリ
- ・ラウンドカッター
- ・ロールサンダー(#600・#1000)
- ・シリコンポイント(粗目・細目)
- ・フェルトバフ
- ・布バフ
- ・研磨剤(ノンクロン)
- ・芯金
- ・木槌 など


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1.湯口をカットする
鋳造から上がってきた作品には、金属の流れ道「湯口(ゆぐち)」(「湯道」や「スプルー」ともいう)の跡が残っています。
まずは、これを糸鋸などで切り落とし、ヤスリやリューターで滑らかに整えていきます。

2.芯金で真円にする
指輪を心金に入れ、木槌で叩きながら、リングの形をきれいにします。

3.内側・側面・表面を順に磨く
ヤスリ → ロールサンダー → シリコンポイントで段階的に研磨していきます。
また、細かな部分は、ポイントを使い分けて、丁寧に磨きましょう。


4.フェルトバフ&布バフで最終仕上げ
今回は、ノンクロンという研磨剤を使って、全体的に磨きました。

5.洗浄して完成!
磨き終えたら、超音波洗浄器などで洗浄して完成です。

動画で仕上げの様子を見る
実際の工程を、わかりやすく動画にしました。
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自分の好きなデザインで作りたい!
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ちなみに、この桜リングは、ケルヒ ジュエリースクール彫金教室 のワックス課題作品です。


