↑またやります!宝石研磨体験会!
ケルヒジュエリースクール始まって以来、初めて、外部の講師をお招きして、体験会を行いました!
今回お越し頂いたのは、岩手を中心にジュエリー作家として活動されている「コオリネコ」の椿先生です。
宝石研磨機3台を用意!
今回、椿先生が考案された「宝石研磨機」を使って、宝石を研磨する体験会を行いました!
椿先生のご指導
目標のカボションカット
卓上で作業できるよう設計された研磨機を、今回は3台ご用意頂きました。
宝石研磨では、研磨ディスクを耐えず水でぬらしておく必要があるため、給水の設備が必要ですが、今回ご用意頂いた研磨機は「ペットボトル」で給水できる優れもの!
排水も、細いホース1本で排出できるので、非常にコンパクトな研磨機でした。
カボション用2台とファセット用1台
ペットボトルで給水
石研磨の概要
今回は、3人の受講生の方にご参加頂き、水晶を研磨して、カボションカットのルースを制作しました。
カボションの底の部分を研磨後、表のカボションの丸みを作っていきます。
椿先生による指導のもと、いざ開始!
工程の概要
丁寧に教えて頂きました
「ドップ」というワックスにつけて
全体を削っていきます!
粗削りから形ができていく
今回は、原石からカットしましたので、マジックで大まかな形を書き込み、その線を目安に削っていきました。
だんだんと形ができていく様子に、みんな夢中になっていました。
マジックで外形を書いて
ガーっと削っていきます
形がまだ見えない・・・
ちょっとずつ曇りが取れてきました
研磨ディスクを変えて磨いていく
最初は粗く形を削っていく工程も、徐々に研磨ディスクを交換しながら進めていきます。
椿先生の話をみんな熱心に聞いていました。
最初は白く曇っていた水晶も、だんだんと透明になっていきます。
先生の授業を熱心に聞いて
研磨ディスクについて聞きます
だんだん”ウルウル”に!
最初は真っ白だった水晶も、研磨ディスクを交換しながら進めていくと、つやつやのウルウルに!
これには、会場全員、
「おぉー!!」と感動の声が!
全員、カボションカットのルースを完成させたのでした。
少し形が見えてきました
だんだんと透明に!
ツヤツヤに!
ウルウルに!
ハンドカットに挑戦!
水晶で作るカボションカットに慣れたあと、自分で選んだ原石を元に「ハンドカット」に挑戦しました!
直接、手で持って削っていくので、自分の好きな形を表現できます。
石の特徴や仕上がりを考えながら作るって楽しい!
手で持って粗削り
ピカピカに!
次回はいつ!?
肝心の原石と、完成したルースの写真を撮り忘れてしまいましたが、全員、無事に完成できて良かったです。
作ったルースは、ケルヒジュエリースクールの自由課題で、作品として仕立てる事が出来ますので、二重の楽しみ方ができますね!
今回、予想以上に申し込みが多かったので、先着順で3名しか体験できませんでした。
次回は、今回参加できなかった方も参加できるよう、椿先生と調整していきたいと思っています。
次回をお楽しみに!
~卓上宝石研磨機の紹介~
つくり手目線でこだわって作られた研磨機なのに、あまり知られていない、ということでしたので、当スクールでも販売を取り次がせて頂く事になりました。
今回、使用した卓上宝石研磨機については、彫金やワックスモデリング等ジュエリー制作のノウハウを解説している下記のサイト(ジュエリークラフト)でご紹介しています。
研磨職人ではなく、現役の天然石ジュエリー作家が、製造会社と一緒に作り上げたからこそ、直感的に作業できるよう、細部にこだわって作られた研磨機です。
自宅でも手軽に始められますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
⇒「卓上宝石研磨機」を見てみる
↑またやります!宝石研磨体験会!